この気持ちを忘れない為に、僕はブログを書く。

人間は忘れてしまう生き物なので、忘れたくない感情をブログとして記録します。

自作した木製のアイテムがカッコいいから自慢したい、という話。

今回のエントリーは全編通して自慢話が続きます。
というか、世に出回っている大半のHHKB関連の話は洗脳か自慢話です
コロナウィルスの影響で普段よりも家に引きこもる時間が長くなったので、身の回りで不自由しているものを解決するためにDIYしてみました。既製品を買ったほうが安上がり1だと思いますが、作るのが楽しいんです。

パームレスト

とりあえずこの写真見てくださいカッコよくないですかこの感じ(早口)

HHKBのサイズに合わせて作ったパームレスト
HHKBのサイズに合わせて作ったパームレスト
HHKBを購入する前に勇み足でHHKB用のパームレストを作ったんですが、想像していた100倍ぐらいかっこよく決まったので、ついつい写真をとってしまいました。
朝日が窓から差し込みパームレストとキーボードを照らしてる感じがたまらんかったです。
雰囲気だけ楽しんでください。そういう写真です。

諸元

パームレストを制作するにあたってパクった参考にしたのはこちらの商品です。

www.pfu.fujitsu.com

これがイワユル本物ですね。
寸法は本家の諸元を流用して作っています。使用を想定している商品が同じだから、寸法が合わないと別の意味で問題ありですね。

使用する素材

素材についてスペシャルバイザー(親父)に意見を仰いだところ「無垢材だと木が反る可能性があるから集成材がオススメ」とのことだったので、そこだけ注意して材料をチョイスしました。
無垢材と集成材のメリットは下記の通り。

無垢材:丸太から切り出したまま木材。 無垢材は集成材などの加工した木材にはない風合いがある。
集成材: 性質の異なる部位の木材を切り分けて接着している。品質や強度にばらつきがなく扱いやすい木材。

それくらいの前情報を頭に入れて木材を選び始めたんですが、ホームセンターに売っている木の種類ってたくさんあるんですね。あたりまえだ
あと、木材によって重さや加工製が異なります。(ってググったら書いてありました)
よく見かけるもので、杉、ファルカタ、パイン、檜、etc...
これらの木材はサイズのバリエーションが豊富で、様々な部材に使用できる木材となり得ます。 2
それらの木材の中から、一際見た目が特徴的な木材に一目惚れしました。

アカシア集成材
アカシア集成材
引用元: ホームセンターで買える木材を調べる - 自分で作ろうインダストリアルな空間を。

なんだこのモザイク柄は…!!
アカシアについて少し調べてみると、木の心材と辺材で木材の色が異なっていて集成材とした時にこのようなモザイク柄が現れるようですバリいいやん
そんなわけで、アカシアの集成材を素材として採用しました。
※他の採用理由として、重たい、衝撃や曲げに強く耐久性に優れる、等があります。重たい方が、パームレストとして使用している時に動いたりしなさそう。

気に入っているポイント

  • ベタなんですが、木の手触りが最高です。
  • パームレストの底面四隅に耐震ジェルパッド(厚さ約3mm)を設置して底上げをしました。
    この厚みが絶妙にマッチして、高さがキーボードとツラになっていい感じです。(高さは使用者の好みによって変えられるように、目標より少し低めに作るのがポイント)
    パームレストの高さをクッション材を使用して調整してます。
    パームレストの高さをクッション材を使用して調整してます。
    僕は手首から手のひらにかけてをベタっとデスクの天面に置いた状態でタイピングするので、ある程度の高さがあったほうが楽にタイピングできるようです。
    あと、手を置いた時に微妙な衝撃を受け止めてくれるのでいいですね。

残念だったポイント(改善点)

  • パームレストの奥行きが少し短かったです。
    パームレストが短かったので、少しキーボードから離して使用してます。
    パームレストが短かったので、少しキーボードから離して使用してます。
    自分のタイピングの癖を把握しきれていなかったのが原因なのですが、ホームポジションの時の手の位置が、指を伸ばしきった時に若干数字のキーに届かないぐらいの位置に置く癖があるらしく、もう3cmほどパームレストの奥行きがあるとよかったなぁと感じてます。
    今更パームレストを大きくすることも出来ないので、パームレスト自体をキーボードから少し離して使用しています。
  • ウッドステインの表面塗装を塗りすぎました。
    100均で購入した塗料だし、大して色が染まらないだろうとたかを括ってたんですが、想像の3倍ぐらい暗い色になりました。この色はめちゃくちゃ気に入ってるんですが、濃淡の差が独特だった木目が、全部暗い色になってしまいました。ちなみにしっかり観ると、心材の部分のほうがしっかり色が入ってより暗い色になっています。辺材の方はもともとが白いからなのか、心材と比べると少ししか色が入りませんでした。
  • 表面のサンドペーパーを失敗しました。初めからウッドステインを使用するつもりだったので気をつけるべきだったのですが、木の木目に逆らう方向へサンドペーパーをかけてしまいました。
    ウッドステインは木の繊維に染みて色が入るので、キズの部分はより色がはっきり入ります。なので、サンドペーパーをかけている時点では見えていなかった細かい傷も、ウッドステインを使用することではっきり見えてきて…木目と垂直に細かい擦り傷みたいなのが見えてますね。残念。
    適当にサンドペーパーをかけてしまったため、表面に無数のキズが…
    適当にサンドペーパーをかけてしまったため、表面に無数のキズが…

おまけ

同じ材料でスマートフォンのスタンドも作成しました。

同じ木材(アカシア材)で作ったスマートフォンのスタンド
同じ木材(アカシア材)で作ったスマートフォンのスタンド
スタンドに載せているのはGalaxy Note 8です。
もう少し奥側へ傾斜をつけたほうが見やすかったなぁと反省してます。もしくは、傾斜が変動できるような仕組みを考えるべきだったか。
ちなみに、iPad(第7世代)も設置できました。やるじゃん。


  1. 制作に必要な材料や工具、費やす時間を計算すると確実に割高です。DIYは作る楽しみを得たり、とことんこだわるための趣味ですね。

  2. 木材は切ったり削ったりするマイナス方向への加工は容易ですが、伸ばしたり厚くしたりするプラス方向への加工は苦手です。